「探偵ガリレオ」は、捜査一課に所属している草薙俊平が物理学者で友人の湯川学の手をかり次々と事件を解決する短編集です。
事件は、殆どが迷宮入りになりそうな事件ばかり。それをガリレオ先生こと湯川が物理学などを駆使して解決に結びつけていきます。
手の込んだ計画的な殺人事件から、偶然が重なり難事件に見える殺人事件など色々です。
小説の設定としては、面白いですが、トリックが難しく謎が解き明かされても理解出来ないと言う意見も多々あるそうです。
それは、きっと今までのポピュラーな推理小説とは違い、理系科学探偵小説という感じだからかもしれませんね。
しかし、「探偵ガリレオ」を、飽きずに読むことが出来た人も沢山いました。
それは、短編集が成せる技なのか1話ずつの短さを活かし、事件推理の中に見えます。
現代社会に有り得そうな人間関係のドロドロとしたものが事件発端となっているせいかもしれませんね。
そのせいか理系を苦手としている人でもなぜかワクワクして事件が一つ解決すると達成感を感じました。
次の事件を読んでしまうというサイクルなどにはまってしまうのかもしれませんね。
また、主人公を始め登場人物を紹介するのではなく、読み進めるうちに性格や友人関係などが判ってくるのも面白い。
「探偵ガリレオ」は、好評でシリーズ化されています。
そのシリーズの本の一つは直木賞を受賞するなど、高い評価を受けているのも確かですね。
読んだ事のない人は1度読んでみてはいかがでしょうか。